お知らせ

コザクラインコの副鼻腔炎

今回はコザクラインコの副鼻腔炎をご紹介します。

鳥さんの目と鼻は密接に関係しており、鼻炎、結膜炎などが同時に出る場合もあります。

鼻炎などが起こり、症状が進行すると副鼻腔炎になることもあります。

鼻炎などの原因は様々ですが、鳥さんだと細菌や真菌(カビ)、クラミジア、マイコプラズマなどがあります。

この子は鼻がふさがっており、炎症が起きています。同時に目は涙目になっています。

他院で薬を処方されたそうですが、特に症状は変わらなかったそうです。

鼻炎や副鼻腔炎の治療は症状によって変わりますが、この子は鼻がふさがっていたため、鼻腔洗浄を数日間行い、抗生剤などの内服薬を処方しました。鼻がつまっている子ではできるだけつまりを解除して洗ってあげることが大事になります。

治療を開始してから、1週間ぐらいで大分よくなりました。元気食欲も出てきました。

副鼻腔炎の治療には、症状によりますが鼻腔洗浄を行うことも大事になります。


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