モルモットはよく皮膚疾患になることがあります。そのなかでも多いのがダニやハジラミなどの外部寄生虫です。
その中でもモルモットセンコウヒゼンダニの寄生による疥癬についてご紹介します。
このダニはモルモットのダニ寄生の中では一番症状が強く現れます。
症状は重度の痒み、痂疲、鱗屑(フケ)、自傷による皮膚炎などがあり、ひどいときは痙攣のような症状も現れます。
治療法は駆虫薬の塗布や注射を何回かします。
この子は痒みで毛がなくなってしまっています。
背中にはかさぶたもありました。
治療開始してから4週間のお写真です。
痒みもなくなり、毛もかなり生えてきました。
このようにしっかり治療を行うことで痒みもおさまってきますし毛も生えてきます。
このような症状がみられたらひどくなる前に早めに病院にいらしてください。