この子は指に傷ができ、他院にて治療を行っていましたが、よくならず広がってきたためセカンドオピニオンで来院されました。

このように手に傷があります。経過が1か月ほどと長いです。
そのため、一部を採材して病理組織検査に提出しました。
その結果、「扁平上皮癌」ということがわかりました。
扁平上皮癌は悪性の腫瘍であり、明らかなしこりを作らない場合もあります。
この子は指の状態等から、指の温存は難しいため、断脚術を行いました。
指先の悪性腫瘍は取り切るためには、手術により手足を切らなければいけない場合もあります。


手術後の経過は問題ありませんでした。
腫瘍が小さければその負担は限りなく少なくできますが、進行すると、断脚しなくてはいけない場合もありますので、治りにくい傷がある場合には早めの来院をお勧めします。