フトアゴヒゲトカゲの卵巣・卵管の病気はとても多いです。手術する場合の大半を占めます。
当院でもフトアゴとレオパの開腹手術は続くときは連日する場合もあるくらいです。
この子は特に症状はなかったのですが、卵巣疾患の病気を考慮し、予防的に卵巣・卵管摘出を行いました。

こちらは開腹時の卵巣ですが、通常よりもやや発達気味の卵巣です。

こちらは逆になります。

切除後の卵巣と管状のものは卵管になります。術後も特に問題なく、ごはんも食べていました。
手術してから約2か月くらいで抜糸を行いましたが、特に問題ありませんでした。
あとは脱皮を繰り返せば、もう少し傷はきれいになると思います。

フトアゴの卵巣・卵管疾患はかなり多いです。手術が必要になる場合も多いですが、状態が悪かったり、腫瘍や卵墜などである程度進行していると手術の大変さも変わってきます。実際でも、調子が問題なく、健康診断を受けた際に、卵巣に異常が見つかることも珍しくありません。おなかが張っていたり、なんとなく元気がないなどの場合は早めに病院で健康診断を受けたほうがいいと考えます。