お知らせ

ヒョウモントカゲモドキの膀胱結石の2例(学会発表例)

今回は日本獣医エキゾチック動物学会で発表したヒョウモントカゲモドキの膀胱結石の2例をご紹介します。

爬虫類の尿路結石は多くみられますが、ヒョウモントカゲモドキには過去に報告がありません。

そもそも膀胱があるかどうかも文献には書いていない状態でした。

この子たちはそれぞれ膀胱と思われる袋状の構造物に結石がありました。

膀胱かどうかを調べるために、膀胱の一部を採材し、病理組織検査に提出しました。

結果、爬虫類の膀胱の構造と一致しました。

この子はこのように脂肪体の間の薄い膜の中に結石がありました。

摘出したい結石です。結石分析に出すと、これはリン酸カルシウムが主成分でした。

この子はお腹が大きく膨れており、開腹すると、周りと癒着している膀胱がありました。

なかには結石があり、摘出しました。

こちらは摘出したい結石です。結石分析の結果、酸性尿酸ナトリウムが主成分でした。

ヒョウモントカゲモドキでは初の膀胱結石の報告です。

膀胱があるというのが知られていなかったというのがあるのかもしれません。

今後の研究をしていき、膀胱結石になる原因を調べていきたいと思います。


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