お知らせ

ウサギの骨折

今回はウサギの骨折についてご紹介します。

ウサギは野生で捕食者からにげるため、発達した筋肉を持ち、骨を軽くして身軽にしています。これは、犬や猫に比べて骨が折れやすいということです。

また、骨皮質も薄く、手術中に無理な力をかけると簡単に割れてしまいます。それだけもろいです。

手術後もかなりウサギは動くので、テーピングなどの固定も大変です。折れた場所やその子によって治療を変えていく必要があります。

この子は事故によって、右後肢の脛骨は折れてしまいました。かなり割れています。

そのため手術を行い整復しました。

テーピングも同様に行い、約3か月後にピンを抜き、テーピングも取りました。

普通に歩けるようになっています。

折れた場所によっては手術が難しい場所やそのまま安静にしてもらいなおしていくこともあります。


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