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ウサギの瞬膜過形成(手術例その②)

今回はウサギの瞬膜過形成の手術についてご紹介します。

なぜか最近瞬膜過形成の手術をすることが多いです。

他の病院では様子見になり、手術ができないということが多いです。

この子は他院で1年くらい様子をみていてひっかいて出血するので首にカラーをつけていました。

涙も出て目頭の毛が薄くなっています。

来院時はかなり赤く腫れていたため、最初は投薬で多少落ち着かせてから手術を行いました。

基本的にこの手術は減容積という小さくする手術になるので完全には取れませんが、再発したことはありません。

雄のホルモンの関与も疑われているため、同時に去勢手術も行います。

手術後は目薬などその子に合わせて投薬をおこない、最終的にはこのようになります。

目頭の毛も落ち着いています。

瞬膜が腫れていると、赤くなったり出血したりします。

大きくなってきた場合は手術をしてあげることで楽になると思います。


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