お知らせ

モルモットの後肢腫瘍(膜性骨肉腫)

この子は足の付け根にしこりがあるとのことで来院されました。

触診ではかなり大型の腫瘍が右後ろ脚を巻き込むような形でありました。

レントゲン検査では、大腿骨の骨幹付近に発生していそうで、骨肉腫が疑われました。

そのため、すぐに手術を行うことにしました。腫瘍だけとるのはできないため、断脚術を実施しました。

外観ですが、かなり大型です。

手術後はこのようになります。モルモットさんは痛みに弱いため、疼痛管理が大事になっています。

痛みにより、弱ってしまいます。この子も断脚術という筋肉の大部分を切除したため、痛みはかなり強かったと思います。術後も元気がない状態が続きました。

こちらは切除した足にできた腫瘍です。病理検査の結果では膜性骨肉腫という悪性の腫瘍でした。

手術後しばらくして元気が戻り、傷口も問題なく、抜糸できました。

足が1本ない状態でもうまく生活し、ごはんも食べています。

モルモットさんにとって断脚はかなり痛みを伴い、それによる状態の悪化も懸念されましたが、なんとか頑張ってくれました。

骨肉腫は悪性度が高い腫瘍のため、なるべく早く切除を行いましたが、今のところ再発は認められていません。


ページトップ