お知らせ

アフリカオオコノハズクの異物誤飲(内科的治療)

猛禽類の異物誤飲は多く、意外と食欲があって気づかない時もあります。

ただ、ペリットが出なくなります。えづいてもでないという症状が多いです。

この子は食欲はあるが、ペリットが数日前から出ず、出したそうにはしているということで来院されました。

レントゲン検査で胃内に食渣などが異常に停滞していました。

異物というと通常手術のイメージですが、必ずしもそうとは限りません。

この子もペリットとして出る可能性があったため、入院での内科的治療を行いました。

すると、

出てきました。わたを誤飲してしまい、それが硬くなっていたと考えられます。

胃内は全部吐いてきれいになりました。

退院時はとてもすっきりしてそうでした。

異物の大きさや本人の状態によっては手術が必要になる場合もございますので、誤飲には注意が必要です。


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