お知らせ

ラットの様々な腫瘍

ラットさんは腫瘍ができることが多いです。特に乳腺の腫瘍が多い印象です。

ラットの乳腺は上から下まで長く発達していて陰部近くの腫瘍も乳腺由来であることがおおいです。

良性悪性にかかわらず、ある程度大きくなってしまいます。

この子は股のところにできていました。

傷口はいじられないようになるべく見えないように縫っていきます。抜糸の必要もありません。縫い方はその子の性格や場所によって変えています。

この子はスキニーで小さい腫瘍でしたが、検査にだすと悪性の軟部組織肉腫でした。

この子はさっきの子と逆の股にできています。

大きくなると重たくなり、本人の栄養が腫瘍に奪われてしまったり、腫瘍の一部が破れてしまう、いわゆる自壊が起こる可能性もあります。大きすぎると取れない場合もあるため、注意が必要です。


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