お知らせ

ニシアフリカトカゲモドキの脱腸(外科手術)

今回はニシアフリカトカゲモドキの脱腸がみられた子をご紹介します。

この子は卵を産んだ直後に脱腸したとのことで来院しました。

みるとお尻から脱腸していました。脱腸にはなんらかの原因があるため、超音波検査をおこなったところ、右の卵管に異常があることがわかりました。何回も度してもいきみ脱腸が続いたため手術を行いました。

開腹すると右の卵管内に未熟な卵、というか卵材が蓄積していました。そのため、卵巣および卵管も摘出しました。

その後の調子は良好で、脱腸やいきむ様子はみられなくなりました。

未熟な卵材などが卵管にあるといきむけど殻がないため出せません。

脱腸というのもただ戻すだけではダメな場合もあります。


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