お知らせ

グールドモニターの卵胞うっ滞

今回はグールドモニターの卵胞うっ滞をご紹介します。

この子は、おなかが張っており胃液を吐いているとのことで来院しました。口から液体を吐いていました。

超音波検査で卵胞の発達がみられたため、手術を行うことにしました。

開腹すると、左右の卵胞の発達がみられましたが、左の卵胞は大きな血管と癒着しており、壊死していました。

癒着が重度であったため、左の卵胞の一部が不完全切除になりました。

切除した卵胞です。

手術後は調子が徐々に回復し、戻ってきました。胃液も口から出ず、退院後の調子も良好とのことでした。

卵胞うっ滞は手術するタイミングが難しいですが、症状があるようなら手術するのがいいと考えています。。


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