今回はあまりご紹介することがありませんでしたが、当院での猛禽類のメンテナンスの方法をご紹介します。
フクロウやハリスホークなどの猛禽類は嘴や爪が伸びてきます。そのため、定期的にメンテナンスをしないと爪が伸びて足に刺さったり、嘴が伸びすぎて引っかかってしまうこともあります。
当院でも猛禽類のメンテナンスを行っています。
爪のメンテナンスは動物用の爪切りで切った後にマイクロエンジンで角を丸めています。
嘴は当院では基本マイクロエンジンを使い削っています。長すぎる場合には一度マイクロエンジンで切ってから削っています。
この子はトラフズクちゃんです。削る前がこのような形です。
削った後はこんな感じになります。
この子はベンガルワシミミズクです。とてもおとなしい子です。
削った後はこんな感じです。。
この子は別のベンガルワシミミズクです。
この子はこんな感じです。削る長さなどはその子の嘴や体格をみて判断していますので、あくまでもこの子たちのは例になります
こんな子もメンテナンスを行います。
メンテナンスの頻度としては基本的には2~3ヵ月に1回ぐらいだと思いますが、伸びる速さはその子によって変わってきます。
メンテナンスは基本目の前でしていますが、健康診断のコースと一緒にされる場合は結果が出るまでの間で預かって削ります。