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ハムスターの皮膚型リンパ腫

今回はハムスターの皮膚型リンパ腫をご紹介します。

ハムスターさんにできる腫瘍は様々ですが、厄介なのがリンパ腫です。

皮膚のリンパ腫はできた腫瘍をと切除しても増えていくことが多いものです。

この子は当初、顔に小さなできものができただけでした。投薬をおこなっても改善がなかったため、一部切除し病理組織学的検査をおこなったところリンパ腫でした。ステロイドの投薬をおこないましたが、全身に腫瘍が認められるようになりました。

ハムスターの抗がん剤はあまり情報がなく、できることも限られているためステロイドの投薬がメインとなることが多いですが、リンパ腫の場合はなかなか難しいことが多いです。


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