お知らせ

爬虫類の卵胞うっ滞・卵塞の手術のご紹介

爬虫類の生殖器疾患はよく見られ様々な爬虫類で見られます。

多いのが、レオパやカメ、カメレオン、フトアゴ、ヘビなど様々です。

当院は開院してもうすぐ1年になりますが、手術は多いときは毎日あり、1日2件行うこともあります。

ウサギやハムスター、鳥、ハリネズミなど色々な動物の手術を行うことがありますが、一番多い手術は爬虫類の手術です。

特に多いのがレオパの卵胞うっ滞・卵塞の手術です。

11月から6月はレオパの手術が集中します。最近は連日レオパの手術を行うことが多いです。レオパの手術のお問い合わせも多いです。

なので手術をするレオパのお腹がどうなっているかをいろんな子で一部ご紹介します。

この上の写真の子はニシアフさんです。

この上の子は卵胞はそこまでですが。卵が産めなくなっていました。

この上の子は卵が産めなくなっているのと卵胞がありましたが、年齢は14歳の子です。

この写真は全て別の子ですが、色々なパターンの卵胞があります。しかし、卵胞は正常でも発育するため病気との区別が難しいです。

年齢は若い子が多いですが、最近は14歳の子も手術をしました。

もちろんすべてが手術をする子たちではありませんのでお気軽にご相談ください。

ちなみに爬虫類の種類によって卵胞の発育は異なります。

この子はフトアゴです。

この子はモニターですが、発達した卵巣が捻転してしまう卵巣捻転になっていました。爬虫類ではまれで数えるぐらいしか報告はありません。卵巣捻転は放置してしまうと具合が急速に悪くなる場合が多く早急の手術が必要になります。


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